”命について考える”ハムスターを飼うことで学べる子どもの情操教育

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まだ幼いお子様がハムスターを飼う場合は注意が必要です。

子供は加減を知らない

ハムスターを飼うにあたり、なによりも注意しなければいけないのは幼い子供です!

お子さんがいらっしゃる家庭であればお分かりのとおり、子供は加減を基本的に知りません。自分のやりたいように歩き回り、触るのが子供の仕事なのですから、それは当然のこと。

ですが、ペットにとってこれほど怖いものはありません。中型犬などのように、簡単にはけがをせず頑強な体格を持っていれば問題ありませんが、ハムスターのような小型動物にとって、3~4歳の子供ほど危険な生き物はいません。

ふとしたことが、かなり危ない

もっとも危険なのは、部屋の中を散歩させるとき。

3~4歳の子供と触れ合わせようと、ハムスターを一緒に部屋に出してあげたところ、子供に踏みつぶされて死んでしまった、という話もあります。基本的に小さな子供とハムスターは同じ空間にいることがないようにしましょう。ケージをひっくり返してしまうこともあり、とても危険です。

こういったことはすべて、危機管理の意識が足りていなかった飼い主の責任。けしてお子さんの責任ではありません。

ある程度分別もつくようになった、小学校中学年の子供であれば上記のような心配は大きく減ります。大人の監督のもとで、飼育や観察を任せてみてはいかがでしょうか。

情操教育のために

 ハムスターは人間より弱い

ハムスターは、人間よりもはるかに小柄で寿命も短く、そして病気にも弱い生き物です。こういった「自分よりも弱い」生き物と触れ合うことは、子供にとって貴重な経験のひとつ。
弱い生き物に対して、どのように触れ合っていけばいいのか。ハムスターの飼育を通じて、そういったほかの生き物に対する優しさを学ぶことができます。

死を経験する

子供にとって、死というのはとても曖昧なものです。

どうして生き物は死んでしまうのか、どうなったら死なのか。そういったことを、ハムスターとの交流は教えてくれるのです。ハムスターの寿命はわずかに2年から3年。小学校低学年の子供が、中学年になって分別を理解しはじめるころにハムスターはその生涯を終えてしまいます。

この経験は、子供が命に対していろいろな思いを抱くきっかけにもなるでしょう。

かけがえのない時間を

きちんと世話ができないのなら、飼ってはいけない。これはペットを飼う上で当然のことですし、不幸なペットを出さないためにももっとも大切なことです。

ですが、子供がひとりで飼育することはできません。常に大人との協力が必要です。

そういった大人との協力、飼育する中でのふれあい、そして死を経験することのすべてが、子供にとってかけがえのない時間となります。